スピーチ、氷帝女学園
侑子と共に芥川と向日が慰めあっている頃、審査会議室は揉めに揉めていた。
『やはり今年も、跡部さんのスピーチは素晴らしかったですな。』
『環境を考えたエコ対策、実によかった』
侑子達は緊張のあまり聞いてはいなかったが、跡部はどうやら環境対策に関するスピーチを行ったらしい。
『そうでしょうか?』
審査員たちが、ほぼ跡部で決定をだそうとしているなか、そう問い掛けたのは、侑子のスピーチで友達とは何かと聞いた審査員だった。
『あの忍足という生徒は、やたら小難しい環境問題も、たった一言で解決したではありませんか』
彼の言葉に、皆が首をかしげる。
『最後の食事終了を言われた時、彼女は、ああ言ったんですよ?《パックで包んで下さい》ってね。しかもあの後、パックすら勿体ないと言って自らの弁当箱を広げていました』
『それはマナー違反ではないのですか?』
一人の審査員が問い掛けた。
『確かに、本場の食事会でやったら彼女は礼儀知らずかもしれません。しかし、マナーとは何のためにあると思いますか?私は、人を不快にさせないための思いやりのルールだと思います。食べ物を残さない事は、料理を作ってくれた人、食材への命を思いやる心だと思います。参加した彼女達は、残された料理がすぐごみ箱に破棄されるのを知っている。しかし、そのまま残し平然とした顔をしている。それでもまだ、貴方方がマナー違反と言うなら、彼女があの言葉を言った時は既に審査時間終了時でした。だから審査対象にはならないと思います…。それに彼女のスピーチも高校生らしい素晴らしいものでした』
彼の熱いセリフに、審査員たちは頷くかざるえなかった。
そして…
『平成20年度、氷帝学園主催、ミス氷帝は……』
『忍足侑子さんです!!』
観客が侑子に向かって盛大な拍手を送り、スポットライトは彼女を独占した。
『ほ…ほんまにうちなん…?』
驚く侑子に、優勝トロフィーが渡される。
選ばれなかった生徒たちは静かに壇上をおりていく。
『素晴らしいコンテストでした。会場がこんなに沸いたのを、久しぶりにみましたよ』
そう言いながら侑子に賞状を渡したのは、先程の審査員だった。そして彼の胸には、《審査員長》と書かれた札が貼ってあった。
それからというもの、
学園での侑子の扱いはまるで違うものとなった…
『侑子お姉様!お姉様はお裁縫が得意とお聞きしました。是非わたくし達にも教えていただけませんか?!』
何やかんやと後輩には慕われだしたし、
『侑子さん、今までは辛く当たってごめんなさいね。わたくし達、貴方の美貌に嫉妬していたの。これからは仲良くいたしましょう?』
同級生や先輩達も優しくしてくれた。
相変わらず跡部はクールなままだったが…。
『なぁ、何であんなコンテスト優勝しただけでこんなに対応が違うん?』
お昼、いつものメンバーであり芥川や向日と屋上でご飯たべていると侑子はそう呟いた。
ちなみに侑子がお昼場所を屋上に変えたのは、侑子がその日食べたものを買いたがる生徒が続出し、スーパーや売店が血まみれの惨劇と化すからだ。
『え~侑ちゃん知らなかったの?』
芥川は苦笑いをしながら、侑子お手製弁当のタコさんウィンナーをつまみ食いする。
『あのな侑子!!あのコンテストにきてた奴ら、なんか特徴なかったか?』
『え??特徴…?』
侑子は首をかしげながら考える。
『う~ん…確か、客は男の人が多くて、審査員は金持ちそうなおじちゃんばっかりやった…』
『それだC~あのコンテストは、別名日本お嬢さま学校花嫁コンテスト…あの客は、たいてい金持ちの次期社長とかで、審査員は選ばれた金持ちのパパさんがやってるんだよ~』
侑子が青ざめる中、向日が続ける。
『あれに優勝した歴代のお姉様方は皆、今は世界でも有数の金持ちの奥様だぜ。ま、侑子を貰ってくれるような変態金持ちがいるかは謎だけどな!』
向日は冗談交じりに笑い飛ばしたが、侑子は金持ちになるチャンスを逃したとため息をついていた。
>>まだまだつづく!!
………………………
なんか無駄に連載ちっくになってて終われない…
オチないのに・゜・(ノД`)・゜・。
『やはり今年も、跡部さんのスピーチは素晴らしかったですな。』
『環境を考えたエコ対策、実によかった』
侑子達は緊張のあまり聞いてはいなかったが、跡部はどうやら環境対策に関するスピーチを行ったらしい。
『そうでしょうか?』
審査員たちが、ほぼ跡部で決定をだそうとしているなか、そう問い掛けたのは、侑子のスピーチで友達とは何かと聞いた審査員だった。
『あの忍足という生徒は、やたら小難しい環境問題も、たった一言で解決したではありませんか』
彼の言葉に、皆が首をかしげる。
『最後の食事終了を言われた時、彼女は、ああ言ったんですよ?《パックで包んで下さい》ってね。しかもあの後、パックすら勿体ないと言って自らの弁当箱を広げていました』
『それはマナー違反ではないのですか?』
一人の審査員が問い掛けた。
『確かに、本場の食事会でやったら彼女は礼儀知らずかもしれません。しかし、マナーとは何のためにあると思いますか?私は、人を不快にさせないための思いやりのルールだと思います。食べ物を残さない事は、料理を作ってくれた人、食材への命を思いやる心だと思います。参加した彼女達は、残された料理がすぐごみ箱に破棄されるのを知っている。しかし、そのまま残し平然とした顔をしている。それでもまだ、貴方方がマナー違反と言うなら、彼女があの言葉を言った時は既に審査時間終了時でした。だから審査対象にはならないと思います…。それに彼女のスピーチも高校生らしい素晴らしいものでした』
彼の熱いセリフに、審査員たちは頷くかざるえなかった。
そして…
『平成20年度、氷帝学園主催、ミス氷帝は……』
『忍足侑子さんです!!』
観客が侑子に向かって盛大な拍手を送り、スポットライトは彼女を独占した。
『ほ…ほんまにうちなん…?』
驚く侑子に、優勝トロフィーが渡される。
選ばれなかった生徒たちは静かに壇上をおりていく。
『素晴らしいコンテストでした。会場がこんなに沸いたのを、久しぶりにみましたよ』
そう言いながら侑子に賞状を渡したのは、先程の審査員だった。そして彼の胸には、《審査員長》と書かれた札が貼ってあった。
それからというもの、
学園での侑子の扱いはまるで違うものとなった…
『侑子お姉様!お姉様はお裁縫が得意とお聞きしました。是非わたくし達にも教えていただけませんか?!』
何やかんやと後輩には慕われだしたし、
『侑子さん、今までは辛く当たってごめんなさいね。わたくし達、貴方の美貌に嫉妬していたの。これからは仲良くいたしましょう?』
同級生や先輩達も優しくしてくれた。
相変わらず跡部はクールなままだったが…。
『なぁ、何であんなコンテスト優勝しただけでこんなに対応が違うん?』
お昼、いつものメンバーであり芥川や向日と屋上でご飯たべていると侑子はそう呟いた。
ちなみに侑子がお昼場所を屋上に変えたのは、侑子がその日食べたものを買いたがる生徒が続出し、スーパーや売店が血まみれの惨劇と化すからだ。
『え~侑ちゃん知らなかったの?』
芥川は苦笑いをしながら、侑子お手製弁当のタコさんウィンナーをつまみ食いする。
『あのな侑子!!あのコンテストにきてた奴ら、なんか特徴なかったか?』
『え??特徴…?』
侑子は首をかしげながら考える。
『う~ん…確か、客は男の人が多くて、審査員は金持ちそうなおじちゃんばっかりやった…』
『それだC~あのコンテストは、別名日本お嬢さま学校花嫁コンテスト…あの客は、たいてい金持ちの次期社長とかで、審査員は選ばれた金持ちのパパさんがやってるんだよ~』
侑子が青ざめる中、向日が続ける。
『あれに優勝した歴代のお姉様方は皆、今は世界でも有数の金持ちの奥様だぜ。ま、侑子を貰ってくれるような変態金持ちがいるかは謎だけどな!』
向日は冗談交じりに笑い飛ばしたが、侑子は金持ちになるチャンスを逃したとため息をついていた。
>>まだまだつづく!!
………………………
なんか無駄に連載ちっくになってて終われない…
オチないのに・゜・(ノД`)・゜・。
